
最近、ちょっと気になる猫に関する話題を勝手にチョイスして紹介するコーナーです。
前回の記事「気になる猫の話題をお届け47 」のその2としてお届けします。
ライオン「セシル」の兄弟も殺害か、情報が錯綜CNN 8/2より
セシルの兄弟のジェリコも殺害されたのでは?と情報が錯綜しているとのこと。
ライオンの群れでは雄の兄弟が雌や子を外敵から守る役割を果たすことが多い。セシルには6頭の雌との間に24頭の子がいたとされるが、ここでジェリコまでもいなくなったとすれば、子ライオンが生き延びられる可能性はほぼなくなったと考えられる。とある。
子どもたちなんとか助けられないのでしょうか?
保護して動物園に連れて行くとか…子ライオン達が心配です。
8/5 12:15 追記
セシル兄弟ジェリコの無事が確認されたそうです。
ホッとしました。
殺されたライオン「セシル」の兄弟、英研究者が無事を確認 CNN 8/3より
8/2の読売新聞の紙面から、アフリカの狩猟産業についてです。
南アフリカの一部では、狩猟が「観光産業」として成り立っている。
南アフリカの環境相によると狩猟産業は急速に拡大し、年間5億ドル(約620億円)に達しているそうだ。
モレワ環境相は「狩猟産業は外貨獲得と雇用の創出に貢献している」と狩猟産業の必要性を強調する声明を7/23
に出している。
ケニアでは狩猟が全面的に禁止されているが、密猟が横行し、野生動物保護につながっていないのが現状だそう。
日経Web版にも似たような記事が出ていました。
ジンバブエの人気ライオン射殺 猛獣狩りに焦点 日本経済新聞 8/3
日経の記事によると、年間で900頭が合法的な狩りで犠牲になっているという。
狩りが目的で育てられている「キャンド・ハンティング」がビジネスになっているよう。
ハンターの主張によると、狩りは種を保全するために欠かせないらしいのだが…
狩猟産業以外に画期的な儲け話が見つかれば、狩猟産業が下火になっていくのかも。
動物たちは、金儲けに利用されているのですね。
最後に少し心温まる記事です。
ライオンの「セシル」を称えるプロジェクションマッピング、NYの夜を照らすThe Huffington Post 8/3より
セシルが、ニューヨークのエンパイア・ステート・ビル上にプロジェクションマッピングで映し出された。
絶滅の危機に瀕する動物に対する人々の意識を高めることが目的だ。
残念なことだけれど、
セシルの死によって、多くの人がアフリカの狩猟産業や密猟の現実を思い知らされたのだと思う。
セシルの死を無駄にしないように私もしっかりと心に刻まなくてないけない。

セシルと青い空
矢で弓で撃たれ…どんなに苦しかっただろう…
どうか、天国では、もう痛いも苦しいもなく、穏やかでありますように…
追記:8/5 23時
先日掲載した署名サイトは英語ですが、こちらは日本語で対応しています。
セシルの死を無駄にしない!アフリカライオンを守るための規制強化を求めますchange.org より
2回に長文にお付き合い頂いてありがとうございます。
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テーマ : 猫
ジャンル : ペット
まさか21世紀にもなって、お遊びの狩猟が産業になっているなんて知りませんでした…。
人間は共存の方向へ向かっていると思い込んでいたので、やるせない気持ちでいっぱいです…。
KAYi さん、コメントありがとうございます。
私もアフリカの経済を狩猟産業が支えているとは…おはずかしながら今回の件で初めて知りました。
ハンターの規制を法で取り締まるとともに、別の産業を見つけていかなくては、解決していかない問題なのでしょう。
私達にできることってなんだろう?フェアトレード商品を購入するとか?少しでも支援になるのだろうか?と気になります。
この星に生きとし生ける者の中で、己の命を贖う為以外の理由で他の命を奪うのは、愚かな人間だけです。
しかも、狩りなどと言う馬鹿げた遊びの為に。。。です。
どこまで思い上がったら気がすむのでしょうね。
狩猟産業ですって?
それでしか生き残れない国ならいっそ滅びればいい!
同じ雇用を生み出すなら、何故動物との共存の為ににならないのか。。。
このニュースを知った時、本気で人間で申し訳ないと感じてしまいました。
でも、人間だから止める為の努力もできるんですよね。
ただ悲しがっていないで、声を上げ続けなければいけませんよね。
雄々しいセシルの姿を脳裏に焼き付け、その魂がせめて安らかな眠りにつくようにと祈りたいと思います。
難しい問題ですね…。
フェアトレードは末端の消費者ではあまり選択肢もありませんが、そうは言っても市民レベルで声を出していく事が地道ですが社会を変える確かな方法のように思えます。
横浜のみなとみらい地区にあるパシフィコ横浜では日本が開催国となってアフリカ開発会議が5年毎に開催されています。
それぞれの国の代表が話し合う他に、一般の人々がアフリカの産業に触れ合える催しも同時開催されていて、これまでは行くか悩みつつ観に行った事が無かったのですが、次回開催時には行ってみようかな?と思いました。
会ってみて触れ合ってみれば同じ人間、理解も深まるかもしれません。
狩猟産業が観光産業?
金儲けのみを考えた産業は沢山の命を踏みにじった上に成り立ってるのか・・・
人間の業の深さ、欲どおしさに吐き気がする。
申し訳なさで一杯だ
セシル兄弟ジェリコが無事で良かった!
今後 この子達 野生動物が犠牲になることがないよう
しっかり保護をしてあげたいですね。
「種を保全するために欠かせない」?
そういう狩りもあるでしょうが 今回は違いますよね。
狩猟が「観光産業」になるということは それだけレジャーとして
狩猟を楽しむ感覚を持っている人間がいるってこと。
これが すごく悲しいですね。
八朔かーさん、コメントありがとうございます。
かーさんの仰るとおりですね。狩猟に代わる産業が出てこないと根本解決にならないかと悲観的になっていましたが、共存のためのビジネスという方法もありますものね!リンクのサイトではそのことについて少しだけ触れている部分がありますね。私も微力に過ぎないけれど、署名をしました。罪のない動物が犠牲にならないためにどうすればいいか?心に留めたいです。
セシルの死は本当に悲しく残念です。彼は本当の王ですね。死してなお、世の中を変えていく力になっているのです。
KAYi さん、度々のコメントありがとうございます。
フェアトレードは消費者レベルですと「フェアトレード商品」と謳われたものを信じて買うということになりますね。
それは微力な事にすぎないけれども、小さな力も束ねていけば大きくなっていくと信じたいです。
パシフィコでアフリカ会議が行われているとは、おはずかしながら知りませんでした。
遠い国の貧困や動物たちの生活にも目を向けなくてはいけないのだと痛感しました。セシルのおかげなのだと思います。
ほんなあほな。 さん、コメントありがとうございます。
私は、おはずかしながら、アフリカの狩猟産業がこれほどまでの資金になっていると、今回初めて知りました。
一部の富裕層の悪趣味で、悪しき産業が成り立ってしまっているのですね。
言葉は悪いけれど「クレイジーに大金持たせちゃいかんだろう!」と思っちゃいましたよ。
金の力で何するかわかりませんからね。共存という建設的な方向で産業が成り立たなくては…と切に思います。
nekobell さん、コメントありがとうございます。
ジェリコが無事で私もホッとしました。子どもたちも安心です。
今回の事件は、狩猟禁止地域からお金を払って誘導して…という違法行為で、種の保存とは全く違いますね。
リンク先の種の保存の狩りも、イマイチよくわからなくて。他の動物との関係もありますが、ライオン自体の数は激減している。このままでは絶滅の危機ですよね。それで種の保存なのか?正直読んでいて、ちょっとわからないのです。
nekobell さんの仰る通り狩猟が産業になるなんて…いい加減にやめて欲しいです。
趣味で狩りをする人ってどれくらいいるのでしょうか。
銃を持てる国もたくさんあるし、狩猟を禁止しても密猟がある・・・
考えると暗い気持ちになります。
どうしたら趣味の狩りを無くすことができるか・・
まずは抗議の声を上げることからですね。
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こんばんは。
いたましい事件ですね……まさしく人間のエゴが起こした悲劇だと思います。
これ以上、密猟の被害に遭う野性動物龍が出てきませんように。
セシルの冥福を祈ります。
NEccoSun さん、コメントありがとうございます。
合法の狩りで年間900頭、密猟もあるでしょうから、趣味で狩りをする人、多いのでしょうね。
change.orgでアフリカライオンに関する規制強化に署名しました。微力に過ぎないけれど、
何もしないよりは、少しでも…と思って。今回の事件で、おはずかしながら初めてアフリカの狩猟産業の現実を知りました。
狩猟ではなく共存出来る方向の産業にしていけたら…人間の強欲で他の生き物をこれ以上犠牲にしてはいけないですね。
鍵コメントcさん、コメントありがとうございます。
私でございます。名前を書かずにコメントを送っていたのですね。ご迷惑おかけしてごめんなさい!
以前サイトに出ていたものですね。どこかで見たことあるのだけれど…( ̄ω ̄;)と思ってびっくりしました。
お知り合いではなく、ただお見かけしただけの方ですので、話しかけたりすることはできませんでした。
かばんにぶら下げてあったから、びっくりしちゃいました。(・ω・)
野津征亨 さん、コメントありがとうございます。
こういう事件を見ると、胸が痛み、人間って本当に酷いことできるんだなあと暗い気持ちになってしまいます。
どうせお金を使うなら、もっと建設的なところに使えばいいのにって思うのですけれどね。
狩猟をスポーツだと言うならば、素手でサシで戦ってこそ、スポーツでしょう!
どこまでも卑怯で小さいですよ。こんなことを趣味にする人たちは。と悲しくなりました。